2016.9.23 and...Thanks for your reading!!!(そのさん)
帰りの阪急電車で、ABBAの「Slipping Through My Fingers」がすきやねんって雨上ちゃんに言ってから1年がたちました。そうして、指のあいだをすり抜けていく、っていうなんとも抽象的なことを考える日々がはじまりました。ある朝、いじめられっこのおとこのこが幽霊みたいなおんなのこと出会ってなにやら救われる夢をみて、そのときは眠りながらみたことをそのまんま書こうとしてたのやけど、通勤で自転車こいでるときにぼくもわたしもきみが好きってふっとおもってから、なにやら物語が違う方向に進みはじめました。どうかふたりがしあわせになれますように。
ことしもやっぱり遠いなあとおもいながら中百舌鳥にきて、やっぱり藍色の布のうえにじぶんたちの本とおともだちの本をならべて売りました。ブースから溢れそうなくらいならべました。今回は『NUT's』がめっちゃ売れてくれました。表紙の猫ちゃんと、栞の猫ちゃんと、挿絵の猫ちゃんは招き猫なのでした。
もう5日まえのことやけれど、NUT's編集部のブースにお越しくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。『NUT's』も『百音』も『Untitled』もひもの子たちの『ROPE』もめちゃくちゃがんばってつくった本です。どうかたいせつに読んでやってください。そして、来年1月の京都にむけて、ちいさな文芸誌のためにぱちぱち・ぽちぽち書いております。また会いにきてください。