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わらびの日誌

please forget me not, but I'll forget you. so it goes.

2016.12.11 春を待つ

 なにかと切羽詰まっていると、夢に芸能人が出てきます。夢占いによると、その人物から連想できるものを求めているらしくって、けさはピースの又吉さんやったから、想像してごらん的なものか火花的なものが欲しいみたいです。それから、夢に芸能人が出てくるときって、旅館とかホテルとかから出られへんくなったりそこのひとに追われたりするシチュエーションが多くって、とにかく疲れます。夢のなかでなにかしらアクションするのってなんであんなにしんどいんやろう。歩くのも走るのも、遅刻寸前で出かける支度するのも。時間の流れとからだの動きがともなってない感じがします。

 そういう夢をみたせいか、きょうがおかんの誕生日やってことをすっかり忘れていたのでした。おもいだしたのは、いまつくってるちいさな文芸誌の修正リストに日付を入力したときで、12日と13日はともだちの誕生日やなあとおもっていたくせに、なんでかおかんの誕生日だけすっぽ抜けていたのでした。せやから、もともとの用事にGODIVAのチョコレートを買うというイベントを追加することにして、京都駅にむかいました。駅で合流した恋人はおかんとディナーせんくていいんかと言ってくれたのやけど、うちの家は誕生日やからって豪華な料理が出るっていうことはないし(なぜなら夕食の支度をするのがめちゃくちゃめんどうくさがりなうえにけちんぼなおかんやからです)、とりあえずきょうはええんやと言いました。恋人は母上の誕生日も父上の誕生日もお祝いするし、母の日も父の日もちゃんとしてるから偉いなっておもいます。そういうふうに両親が優しいひとに育てたのやなとおもっていて、ずっとずっと〈君の優しさに僕は再生した〉ってきもちでいるので、とても感謝しています。なんて、じぶんのおかんの誕生日にひとの親への感謝のきもちを書いてどないするねんって感じやけれど、もちろん勉強しろともピアノの練習せえとも一般大学行けとも正社員になれとも言わへんと自由に生きさせてくれているおかんにだってとっても感謝しているのです。

 ユザワヤでスパンコールを買って、豚カツ屋さんでカツ丼たべて、恋人の修論発表会のはなしをきいて、クボケンジさんの「クリスマスタイム」をダウンロードする用にiTunesカードを買って、あいまをぬって小説の公募でいい線いった後輩にお祝いメールを何通も送って、帰りは恋人のバイクのうしろに乗っけてもらって、けさの夢のしんどさなんて嘘みたいやった一日でした。なにかに追いかけられる夢って不安や悩みで切羽詰まっている状況をあらわしているらしくって、それはきっと将来わたしは何者かになれるんかってことで焦っているのやろうなっておもいます。でも逃げきれたし、ゆるやかに歩めばいいやんねっておもうし、オールオッケーなのです。

 GODIVAのチョコを渡したら、おかんはなんて優しい娘なんでしょう~って言ってました。16時くらいまで誕生日のこと忘れてたんは内緒にしときます。

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