わらびの日誌

please forget me not, but I'll forget you. so it goes.

短歌のまとめのまとめ(2017.2.6~2017.3.3)

お酒が飲みたくて短歌をはじめたのにまだ一滴も飲んでいません。2か月めです。

平日は蕨という名前でうたの日に参加しています。(ひらがなのわらびさんは別のかたです。)

 

うたの日で成績がよかった短歌トップ5
  1. 古本となりしサガンを捲りつつ嚔(くさめ)、嚔のをとめの休暇(♡4♪10「古」首席)
  2. もうすぐだもうすぐなのに言えなくて今日もさよならアネモネの道(♡4♪9「告白」)
  3. すこしだけ雪がやむのを待ちましょう今日は指輪を置いてきたので(♡3♪10「少」)
  4. 生きとし生けるものでない手にふれて未明の空を仰ぐ病室(♡3♪5「未」)
  5. わたしたち群れを離れた鳩のやうにゆつくり歩いて生きてゆかうね(♡3♪4「群」)

 

上記以外でお気に入りの短歌トップ10(未提出を含む)
  1. ぬばたまの夜に抱かれて抱きしめて肩甲骨が今日も出ている
  2. 違うとも言えないでいる僕たちの寄り添う影は夜へ伸びゆく
  3. 食パンに挟まっていたあの鼻は君のだったか 美味しかったよ
  4. 十七の褪せし集合写真から生くる者のみ数えて桜
  5. 生き残る次男の名だけ明かさずに燃え尽きてまだ山茶花の赤
  6. 蒲公英の綿毛をそっと連れ去って春陽(はるび)に放つ田中家之墓
  7. 手の皺と手の皺合わせ南無南無と命の数だけ磨滅していく
  8. ぬばたまの探さなくなる金星にあかねさす春十七時五分
  9. 泣くときはさくらさくらと唱えなさい髪の飾りとおんなじさくら
  10. 好いていたのですとっくのむかしからゆるやかに好いていたのです

 

考察
  • 永田和宏さんの『作歌のヒント』の影響でリフレインと枕詞がすきになった。物事をいっぱい言いたくないときとか、意味はないのだけれどことばのニュアンスを深めたいときとかによさそう。
  • 同書に書いてあった結句でいきなり花を出すのも意識してやってみている。じぶんでも効果的なのかはわからないのだけれど、まるくおさめるよりはじぶんがたのしいので良しとしている。
  • 先週くらいから口語体にアレルギー気味で、旧仮名遣いでことばをしっかりめに整えてつくることが多くなった。上終歌会で口語でつくったものに票を入れてもらってからましになりつつある。
  • 田中家之墓の歌で事実にもとづいてつくったという読まれかたをしてとても怖かった。変に事実とおもわれるくらいなら「春を満たしてゆく植木鉢」っていうもともと考えていたほうにしておけばよかったかなあとおもうくらい、ずっともやもやしている。
  • さいきん、恋人がすきだ、くらいのことを考えただけでも泣いてしまう。感情をコントロールできていない。

 

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