わらびの日誌

please forget me not, but I'll forget you. so it goes.

せめてふがいない僕らの

今週のお題「カラオケの十八番」

 「大人になるとさ、じぶんがうたった曲にアンサーソング返してもらえると嬉しいもんなんだよ」という大学の先生のことばを聞いてから、カラオケではひとがうたった曲にあわせて曲を入れてうたうようになった。だからback numberの「ヒロイン」をともだちがうたえばわたしはGARNET CROWの「今日の君と明日を待つ」をうたうし、おなじくback numberの「花束」をともだちがうたえばわたしはおなじくGARNET CROWの「恋することしか出来ないみたいに」をうたう。『金色のガッシュベル!!』のオープニングテーマの「カサブタ」にはおなじくオープニングテーマの「君にこの声が届きますように」で返す。

 いまはそれほどうたわないのだけれど、中学生のころはGARNET CROWばかりうたっていて、カラオケでDAMの部屋があたるたびに、あるいはともだちが「DAMで」とわざわざ指定するたびに恐怖していた。DAMにはGARNET CROWの曲が入っているには入っているのだけれど、数がすくないのだ。3時間ほどうたいつづけるとなるとGARNET CROWの曲だけではたりない(当時いっしょにカラオケに行っていたともだちはとにかくうたいつづけるひとで、とちゅうで雑談なんてしなかったし、飲みものも声の調子を優先して炭酸飲料は頼まなかった)。DAMとは、うたえそうなアニメソングを片っ端から入れ、大塚愛の曲をうろ覚えでうたうといった、ない持ち曲から持ち曲をひねりだす耐久戦なのだった。もしかしたら、そのころ「Hey!Hey!Hey」や「MUSIC STATION」を熱心に見ていたのは、オリコンランキングを気にしていたのもあるけれど、カラオケでうたうための曲を吸収しようとしていたからだったのかもしれない。

 そういえば、シドの「隣人」をうたったらびっくりされたことがある。「隣人」は先に書いたとにかくうたいつづけるともだちがよくうたっていて、聞いているうちに覚えたのだった。ほかにも初音ミクの「The Beast.」やGUMIの「モザイクロール」、Coccoの「My Dear Pig」なんかもカラオケで聞いて覚えた曲だ。大学の先輩が先生の十八番をちゃんと覚えていて、先生のかわりに予約しているのを見て格好良いなとおもったから、カラオケで誰がなにをうたったかはなるべく覚えるようにしている。そうやって、格好良い立ちまわりとして役にたつ日がくるかはわからないけれど。

 偏りなくうたうようにしているからわたしには十八番といえる曲がないつもりでいるけれど、たぶんいっしょにカラオケに行ったひとには荒川アンダーザブリッジの「タイトルなんて自分で考えなさいな」だとおもわれている。入れてもらったらうたいます。

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