わらびの日誌

Please forget me not, but I'll forget you. So it goes.

すべてが溶けてしまう前に

今週のお題「飲み物」

 1週間前からコーヒー断ちしている。コーヒー断ち、といっても完全にコーヒーを飲まない生活を送っているわけではなくて、朝食と毎週金曜のゼミの授業以外では飲まないようにしているという意味だ。

 なぜコーヒー断ちしているのかというと、歯医者の定期検診の日が近づいてきているからだ。きょねんの夏、親しらずが生えてきたことをきっかけに歯医者に行った。ついでにと親しらず以外の歯も検査してもらったところ、歯茎がぶよぶよになっていることが分かったのだ。そのときから、歯科助手のおねえさんに「浴びるようにコーヒーを飲まないでください」と注意されている。どうやら普段飲んでいる市販のコーヒーに入っている糖分が歯茎を溶かしてしまっているらしい。

 親しらずの検診があったときは意地でもコーヒーを飲まないようにしていた。けれども、親しらずを抜いた痕がすっかり治り、歯医者に行くのも4か月に1回になってからはまたコーヒーを飲むようになった。飲まなかった反動のせいか飲む量は依然よりも増えている気がする。それでも定期検診で歯茎の状態が悪いと言われるのが嫌で、検診の日の3、4週間前からはコーヒー断ちしているというわけだ。(そんなことで3か月のあいだコーヒーで溶かしつづけた歯茎がよくなるかは微妙な問題である)

 ところで、「すべてが終わってしまう前に」(歌:初音ミク 作詞作曲:arata)という曲が好きなのだけど、いまのわたしの心境にぴったりとあてはまっている。分かってるんです、でも変わることはできそうにないんです。

 大学のカフェのカフェモカがいちばん好きであります。