わらびの日誌

Please forget me not, but I'll forget you. So it goes.

日誌

2018.1.25 and...Thanks for your reading!!!(そのろく)

小説を書いて、燃え尽きて、また小説を書いて、また燃え尽きて、を繰り返しているうちに、ただ寒いだけの冬の京都にようやっと雪が降りました。 このたびは第2回文学フリマのNUT’s編集部のブースにお越しいただきありがとうございました。こちらでは告知を出…

2017.10.18 and...Thanks for your reading!!!(そのご)

第5回文学フリマ大阪から1か月が経ちました。みなさまお元気でしょうか。わたしはぼちぼちまあまあだらだらやってます。子どもっぽい顔のまんま25歳になりました。 1か月も経ってからいまさらなんやねんとおもわれそうですが、NUT's編集部のブースにお越しく…

2017.3.15 考えごとなど

ショートブーツにずっと砂がついてて、なんでかなって考えてみたら、こないだデートの帰りにブランコに乗ったのやった。地面を蹴って、足をのばして、曲げて、また伸ばして。ペーパーマリオにはもういっこエンディングがあって、ペンキーはいなくならへんこ…

2017.3.11 ささくれ

目がさめて、ぼやぼやと起きだして、吉本新喜劇を見ながら恋人が買うてきてくれたマクドをいっしょにたべていることがふいにしあわせで、これ以上のことってないんとちゃうかなっておもうのです。きのうは「ペーパーマリオ カラースプラッシュ」のラスボスの…

2017.2.1 and...Thanks for your reading!!!(そのよん)

本をつめこんだリュックサックがさいごまでしまらへんことに気づいたのは前日の夜でした。今回は京都市内を移動するだけなんやし宅配搬入なんてもったいない! なんて強がってしまって、チャックがちょっとあいたまんま電車に乗りこんだのでした。会場では布…

2016.12.11 春を待つ

なにかと切羽詰まっていると、夢に芸能人が出てきます。夢占いによると、その人物から連想できるものを求めているらしくって、けさはピースの又吉さんやったから、想像してごらん的なものか火花的なものが欲しいみたいです。それから、夢に芸能人が出てくる…

2016.11.28 静かなじかん

ピアノの発表会のあとはなんだか音がなくって寂しいなっておもいます。最果タヒさんの『きみの言い訳は最高の芸術』っていうエッセイ集に〈音楽というのは終わっているもの〉、〈死んでしまっているもの〉って書いてあったのやけれど、まさにそんな感じです…

2016.10.09 We hope our paths will cross again.

目がさめたときにはもう午後3時で、なにか書いておきたいなとおもったときには手遅れで、記憶が過ぎさっていくのを感じます。なにか書くつもりやったから、行きしなの道で2匹のアゲハ蝶がじゃれあうように飛んでいて、秋の蝶は春の蝶よりもちいさくて寿命も…

2016.9.23 and...Thanks for your reading!!!(そのさん)

帰りの阪急電車で、ABBAの「Slipping Through My Fingers」がすきやねんって雨上ちゃんに言ってから1年がたちました。そうして、指のあいだをすり抜けていく、っていうなんとも抽象的なことを考える日々がはじまりました。ある朝、いじめられっこのおとこの…

2016.5.10 and...Thanks for your reading!!!(そのに)

作品を書きおえたころはちょうど夏の終わりやったのやけど、いまは春も終わって、また夏がやってきます。朝の6時にもなってへんのに電車は満員やし、夜行バスのラウンジは化粧台待ちのおんなのひとでいっぱいやし、お店もバスも早寝遅起きの京都にくらべると…

2016.4.2 こんな冷たい日の夜には

眠れなさを文章にあてつけるのってはじめてかもしれへん。基本的には忘れたくないことが山ほどあって、たとえば恋人がすきでたまらん日とか、夕空が絵になりすぎててこわいくらい美しかったとか、あのひとが死んだっていうニュースとか、ずっと覚えてたいと…

2016.3.31 きらきら

天神川の桜が咲きはじめたから、もう春です。正確にはひとん家の沈丁花がええにおいしてたときから春やったのやけど、沈丁花というんは冷たい風に香りをのせるもんやから、空気にはまだあたたかさがなくて春らしい感じがしやんのでした。きょねんはまだ病院…

2015.9.21 and...Thanks for your reading!!!(そのいち)

あとがきの作品に〈夏の終わりって、ひとつの時代がまるまる終わってしまう感じがする〉なんて書いてから2週間が経ちました。やっぱりひとつの時代がまるまる終わってしまった感じがしてから、秋がはじまったような気がしています。大阪の中百舌鳥はおもって…

2015.8.15 変わりなく生きていくということ

風化しないようにとか後世に伝えていこうとか、それをやっていくのはあなたやなくてこれからを生きていくひとやのに簡単に言わんとってよとおもう。いま、わたしは間違いなくなにかを忘れながら生きています。たとえば、2年前の9月の集中豪雨で嵐山が大変な…

2015.5.24 恋とか愛とかに代わるもの

京都方面に行くほうのホームまであがってきたらむこうのホームに梅田行きの特急がきて、あの電車でツカさんは就職先の温泉街まで帰っていくんやなあとおもったら寂しくなってきて、なんか「青いベンチ」みたいやとおもいながら青くないベンチにすわって普通…

2015.5.3 なんにもしやんくていい日、万歳!

5月2日はなんにもしやんくていい日でした。ゴールデンウィークやからではなくて、毎週土曜日か日曜日のどちらかはなんにもしやんくていい日なのです。せやから、恋人が大学に行くのを見送って、じぶんの家に戻ってからは、ずっとパソコンで動画を見ていたわ…

2015.4.24 晴れ、夕空が綺麗やった日。

こんなことをさせるために教えてきたんじゃないよ、なんて学科の先生たちに怒られるんとちゃうかとびくびくしながら過ごしています。あなたにあげます・住所を教えてくださいのメールのときに返事しやんかったらよかったのかもしれへんけれど、もらえるもん…